北欧便り

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フィンランド食文化(2010/11、12)

私が始めてヘルシンキ中央駅に足を踏んだのは、1970年の2月であった。フィンランドの町の落ち着きさと生活水準の高さを肌に感じた。しかし日本人にとって大切な食文化の水準は低かった。エスニックレストランは殆ど見あたらず、スーパーで買うことができた日本からのものは小ビンのキッコーマン醤油だけであった。40年後の今は、EUの一国として、その国際化された食文化変貌に驚くほどである。スーパーには、世界からの食料品が並び、さらに動物園にいるようなアフリカ産のアンティロープ肉、オーストリア産のダチョウ肉など動物の肉迄も販売され始めた。伝統食としてソーセージの素材にするトナカイの血もスーパーマーケットの棚においてある。北欧の魚の種類は少ない。鮭がメインで、ニシンもあるが、他の魚類は少ない。ムール貝を時々見かけるが、他の貝は見たことがない。スーパーでは南ヨーロッパの太陽の下で育った甘さのあるトマトが豊富に並ぶ。イタリアの首相がフィンランドを訪問した際、フィンランドの食文化にけちをつけた。イタリアの歴史ある食文化と比べたのであろうが、全く失礼な言葉であったと印象に残った。
スーパーで売っているトナカイの血は家庭では小麦を混ぜて血のパンケーキを焼く。 珍しい動物の肉まで売られる大型スーパー
売っていたダチョウの肉。 フィンランド名物トナカイのステーキ。
 
サンタクロースが住んでいるスカンディナビアの北欧人の生活、デザイン、建築、食べ物、言葉など色々なお話をフィンランドを中心に現地から直接にお伝えする、”北欧を知る”ページです。何か知りたい事、なんでもいいから、質問してください。
  問合せ先 sonny@nakaidesign.com 在フィンランド35年のIN Design社 Sonny Nakaiさんが答えてくれます
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