フィンランド便り



フィンランドの発展を支える教育(2016/06)

フィンランドは、来年(2017年)にソビエト連邦から独立して100年を迎えます。
この100年の間に、フィンランドは教育を通して大きく発展、1984年にはEUに加盟し、同年ノキアの携帯電話が世界へ進出するなど、経済、教育、デザイン、建築、技術面での功績は世界で高く評価されています。 またフィンランドは自然に囲まれた環境の中で独自のデザインの開発に優れており、テクスタイル、陶器、家具、ファションに大きな影響を与えています。大使館のサイトのプログラムを見ると、コンサートを多く催ししており、巨匠作曲家シベリウスのフィンランディアは世界の音楽家の心をとらえています。今回は、フィンランドの教育の現場をレポートしてみました。
授業日数の少なさ
年間授業日数は約190日で、OECD加盟国(34か国)の中で最も少なく、日本と比べると40日ほど少なく、夏休みは6月初めから8月中旬までの2カ月半と長く、宿題はありません。短いフィンランドの夏は、楽しむためにあるのだと強調します。
さらに、日本の様に塾がないため、校外で勉強することがありません。家での勉強時間だけでテストを受けます。この理由は、すべて効果的に、休む時にしっかりと休み、勉強時間には集中するからです。
小学校から大学までの無料教育
国の教育政策として小学校、中学校、高校、大学または専門学校までの授業料を全て無料にしています。すべての生徒へ平等に勉強できる環境を与えています。
教育水準の維持
1クラス20人前後と少人数制であり、勉強が苦手な子には補習制度なども行われ、特別学力の低い子ができないような教育システムができています。そのため、学校内でも他学校との間にも学力の差が少なく、国内全体で一定の学力の維持を行っています。
読書量の多い理由
フィンランドは読書量でも世界1位です。近代建築図書館が点在しており、休みが多いことで本を読む時間が確保できます。
●質の良い教師
子供達の教師への憧れが強く、なりたい職業ナンバー1にランクされています。良い先生に恵まれている証拠です。フィンランドは、ヨーロッパで唯一修士号は、教師の必須であり、教師自身の学力が他国と比べ高いようです。また、部活動や課外授業がないため、教師が勉強を教えることだけに専念できる環境になっています。

ヤルベンパー市の高校(アレーナの様子) 授業風景(教室)
授業風景(ゼミナール) アレーナでのPC操作
 
 
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